岩手県出身の童話作家 宮沢賢治の代表作を子どもも大人も楽しめるコミカルな童話劇に仕上げました。

みどころ
舞台には大きな飛びだす絵本が登場します。ページをめくるたびに新しい背景が飛びだし、一郎や山猫や馬車別当たちがいきいきと駆け回ります。
ものがたり
おかしなはがきが、ある土曜日の夕がた、一郎のうちにきました。それは、「めんどうなさいばんをするので来てほしい」という山猫からの招待状でした。 一郎ははがきを持って山へ出かけて行きました。栗の木や笛ふきの滝たちに山猫の行く先を教えてもらいながら辿り着いたのは、立派なオリーヴ色のかやの木の森にかこまれた黄金色の草地でした。そして、その草地のまん中には、せいの低いおかしな形の男が、膝を曲げて手に革鞭をもって、だまってこっちをみていたのです……
概要
準備時間:120分
上演時間:60分
片付時間:60分
対象年齢:小学1年生以上
理想の観客数:300人
構成:キャスト4名、スタッフ2名(ホールの場合はプラス1名)
スタッフ
脚色:澤藤 桂
演出:八木澤 賢
作曲・編曲:阿部 明子